書き散らし

おかえりモネで字数が足らない

この悲しみは何なのか

今日のモネの手紙。ちょっと悲しくなりました。

モネにとっては、世界中の誰よりも一番大切な人は先生ではないのかもしれない。

付き合って数年愛をはぐくんでも、親や兄弟よりも大切な人になれなかったのではないか。

そう思えるような内容だったからです。

ただ、もしかしたら違う解釈なのかもしれない。とも思って、一つの解釈を書いてみることにしました。

あくまで、私の視点での話なので、ご参考程度ですが。

 

実は私自身が、結婚当時、別居婚を選択しています。

結婚して10年以上たちますが、はたから見てどうかはわかりませんが、私たちは少なくとも幸せな関係を維持しているのではないかなと思っています。

 

別居婚を選んだ理由は、単に仕事の関係です。

私は本社は東京ですが、地方の支店に勤務していました。

私の会社は当時新卒社員を東京に配属することはなく、地方で武者修行をしてからという形をとっていました。

結婚するにあたって、仕事を辞めてでも東京に来るか。という選択肢は私たちにとってはありませんでした。

 

あの時仕事を辞めるという選択肢がなかったのはなぜなのか。

今の夫に聞いてみました。

「将来東京に来られる可能性が高かったから、今じゃなくていいと思ってた。もし長く続くようなら自分が転職することも考えてたと思う」

ということでした。

何より、私たちはおばあちゃんやおじいちゃんにお互いなっても、ずっと一緒にいたいと思っていました。

だから、1年くらい離れていても、人生ずっと一緒にいるのだから、待てばいいのだ。

そう考えていました。

 

あとは、仕事の大切さ。でしょうか。

なぜかうまく説明できないのですが、仕事は自分自身の生き方のように思います。

だから、仕事を辞めるという選択肢は私たちにはなかったのです。

 

そして、モネについては、彼女自身の生き方として

しぶとくてかっこいい気仙沼の人たちと仕事をする。というのを選んだのではないかと思います。

地元にいたい。家族のそばにいたいと思うことは、一番大切だからそばにいたい。のではないのかもしれません。

 

超ロングパスの伏線回収が多いこの作品。

もしかしたら、これから教えてくれるのかもしれません。